先日、ネットニュースでGoogleが「被リンク」から「オーサーランク」に移行するためSEO会社に痛手が!?という記事が踊りました。よく、歯科医院の先生方から、検索結果の上位表示やSEO対策に関する質問を頂戴するので、この記事を元に、改めて現在の、ネット事情についてまとめてみたいと思います。

こちらの記事を読むと、このようなことが書かれていました。

これまでは、どれだけ良質なサイトにどれだけ多くのリンクを張ってもらえているか?(バックリンク)という評価重視から、どれだけ信頼出来る人が書いた記事であるか?という著者の評価が重視される検索エンジンプログラムに移行していくという話です。

ようするに、これまでは、コンテンツや記事が薄かったり少なかったりしても、バックリンクを沢山貼ってもらうことにより、上位表示を戦略的に行う手法が弱くなってしまうので、より専門的な記事で評価を得ている人の記事が上位に表示されるようになるわけですから、今まで以上にサイトのコンテンツの質と量が問われていく時代になります。

でも、これは必然であり、当たり前の事でしょうね。

検索エンジンプログラムは人間では無くプログラムですが、ネットを見ている人は人間です。より正確で本物の記事を再優先に見たいと思うわけですから、プログラムが人間の脳の動きに近づいていくしか無いわけです。

しかし、プログラムですので、記事元を1件1件、調査して見て回るわけにはいきません。よって、必然的に、そのコンテンツの質や量(テキストの精度やボリューム)で判断せざるを得ない訳です。ここ数年、これらの事はずっと言われてきました。コンテンツの質と量は今に始まったことではありません。

しかし、Googleが「被リンク」から「オーサーランク」へと移行すると表明したことは、大きな変革が起きると考えてもいいと思います。よって、これまで以上に、専門家としての精度の高い記事や情報を発信するものが、ネットを制する時代になるわけです。

一昔前、Webサイトは立ち上げておいて、ほぉっておいてもお客様はくる!というような風潮で、頻繁に更新したり、追加する風潮が希薄でした。

しかし、これからは、より積極的にwebサイト運営に取り組んでいる人ほど、webサイトで結果を確実に出せる時代になることは明白です。今後の、webサイト運営の参考にしていただければ幸いです。